日本では「フレンチトースト」として知られていますが、本場フランスでは「フレンチトースト」とは呼ばないようです。
フランス語では、「パン・ペルデュ(Pain perdu)」と呼ばれます。
日本でもカレーをジャパニーズカレーとは言わないのと同じように、フランスではパン・ペルデュと呼ぶのが自然なんですね。
「パン・ペルデュ」の意味
フレンチ・トーストはフランス語でパン・ペルデュ、すなわち「失われたパン」(フランス語: pain perdu)と呼ばれる。ミルクや卵に漬けることで硬くなったパン(「失われたパン」)を「生き返らせる」ものであることがその理由である。
Wikipedia
どういう意味かと調べてみたら「失われたパン」という意味なんですね。
パンをよく食べるフランス人にとって、パンが余って硬くなってしまった。ということも多いと思うので、すごく良いアイディアだと思いました。
日本でフレンチトーストを作るときは、ふわふわの食パンを使うのが一般的です。
ホテルに出てくるふわふわのフレンチトーストもそんな感じです。
フランスの「パン・ペルデュ」は余ったバゲット(フランスパン)を使うのが主流です。硬いバゲットを使うことで、外がカリッとして、中がとろとろ食感になります。

今回のレシピは日本のフレンチトーストではなくて、フランスの「パン・ペルデュ」です。一度温めて、穴を開けることで短時間で硬くなったパンを美味しくすることが出来ます。
時間がない方や冷凍庫、冷蔵庫にパンが余っている方におすすめです!
材料
フランスパン(バゲット) | 1/2 |
バター | 10gほど |
卵 | 1個 |
牛乳(濃厚な牛乳が合う) | 100ml |
黒糖(砂糖でもOK) | 大さじ1-2 |
バニラエッセンス(なくてもOK) | 2滴 |
塩 | 一振り |

作り方
1⃣ フランスパンを2センチ幅に切る。
冷凍してあったり、冷蔵庫に保管しているフランスパンを使う場合は事前に電子レンジで温める。フォークでフランスパンの表面にいくつか穴をあける。
※私はパンあたためというボタンがあったので使いました。

2⃣ フランスパンが浸せるような器に卵、牛乳、黒糖、塩、バニラエッセンスを入れてよく混ぜる。

3⃣ フランスパンを卵液に両面をしっかり浸す。(1分程)

4⃣ フライパンにバターを溶かして中火でフランスパンが両面きつね色になるまで焼く。
※焦げやすいので注意。

私はこのパンペルデュと一緒にバニラアイスやチョコシロップ、はちみつなどをかけて食べるのが好きです。
少し甘さが控えめになっているので、甘さが足りないかも?と思ったら一緒に食べてみてください!

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