ボルシチとは?
ボルシチはウクライナ発祥のようですが、日本ではロシア料理屋さんで見ることが多いです。ビートルート(ビーツ)という赤かぶを使った赤くて温かいスープです。日本食ではあまり見られない赤色のスープで、優しい野菜と牛肉の味と酸味があって、健康的で私の大好きなスープです。このレシピではポットパイやパンと合うようにスープを少なめにしています。
こんな方におすすめ!
- 野菜をたっぷり食べたい方。
- 栄養バランスがたっぷりの食事を作りたい方。
- ロシア料理にチャレンジしてみたい方。
- ポットパイやパンと一緒にボルシチが食べたい方
材料
煮込み用の牛肉(すね肉など) | 200g |
水 | 1L |
ローリエ | 1枚 |
ニンニク | 1片 |
玉ねぎ | 1/2 |
にんじん | 1/2 |
米油(サラダ油でもOK) | 大さじ1 |
トマトペースト | 大さじ2 |
じゃがいも | 1個 |
キャベツ | 1/4 |
レモン | 1/2 |
塩・胡椒 | 10振りずつほど |
サワークリーム | お好みで |
パイシート(ポットパイ用) | 2枚 |
作り方
1⃣ 【煮込む】
牛肉を食べやすい大きさに切り、鍋に水、ローリエ、牛肉を入れて沸騰したら蓋をして1時間弱火で煮る。途中で何度かアクを取る。
2⃣ 【下準備】
キャベツ・玉ねぎは薄切り、にんじんは千切り、にんにくはみじん切り、じゃがいもは皮をむいて一口大に切る。ビーツ缶から汁は捨てずにビーツだけを取り出して細く切る。
※ビーツは色がまな板に付きやすいのでまな板用の使い捨てのシートなどを使うと便利です。(私は100均に売っているものを使用しました。)スト

3⃣ 【野菜を入れる】
鍋からローリエを取り出して、じゃがいもとキャベツを入れる。(約15分程弱火で煮る。)

4⃣ 【野菜を炒める】
フライパンに米油をひき、ニンニクを弱火で炒める。香りが出てきたら玉ねぎ、にんじんを一緒に炒める。そこにトマトペーストを加える。

5⃣ 【スープに加える】
じゃがいもを入れてから15分程弱火で煮て、じゃがいもが食べやすい柔らかさになったら、フライパンで炒めた野菜とビーツとビーツの缶に入った汁を全てスープに加える。色の赤さが足りない場合はビーツやビーツの缶の汁を追加する。

6⃣ 【味付け】
レモン汁をレモン1/2分入れて、塩・胡椒をして味見をする。上にサワークリームをのせて食べられる。
ポットパイにしたい方は以下へ進む。

7⃣ 【ポットパイにする場合】
パイシートを解凍しておき、器の口より1センチほど大きめに包丁でカットして器に被せる。見た目を綺麗にしたい場合は黄身をハケで表面にぬる。

8⃣ 【オーブンで焼く】
200度に予熱したオーブンで15分程焼く。

1日目はパンで2日目はポットパイ!
私は1日目は食パンと一緒にいただいて、次の日のお昼ご飯としてポットパイとして食べました。ポットパイはパイが甘みがあってすごく美味しかったので、またポットパイにしたいなぁと思っています。二日目は以下のパイシートを使いました。

ビートルートの豆知識
古代ローマ人は、テーブルビートを含むビートを発熱や便秘などの治療に用いた。ローマの美食家アピキウスの著書『料理について』(De Re Coquinaria)[8]に書かれている、便秘に効果がある5種類のスープのうちの3種類にはビートが含まれている。ヒポクラテスは、ビートの葉を傷口にあてることを奨励した。
Wikipedia
ビートルートはWikipediaによるとビタミンCが多く含まれているようですが、古代ローマ人は便秘や発熱にも使用していたと書かれていたようですね。風邪を引いた時やお腹の調子が悪い時に作ってみても良いかもしれませんね。

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