フィリピン料理の中で私が一番好きな一品です。
さっぱりしたレモンの酸味とナンプラーの味が合っていて、豚肉を低温でじっくり煮込むので、びっくりするほどホロホロの柔らかさになります。日本人の舌にすごく合う味です。
白いご飯を少しずつスープに浸しながら、おかずのようにして食べるのが私と夫のお気に入りです。お家でたくさん作って何日か楽しめるので、カレーやシチューは飽きたという方にもおすすめです。
材料
豚肉(ロース肉+モモ肉を使いました。) | 550g |
水 | 1000ml |
ニンニク | 1片 |
玉ねぎ | 1/2 |
大根 | 1/3 |
トマト | 3つ |
いんげん | 5本 |
レモン | 1つ |
塩 | 5振り(豚肉を焼く前にかける用) |
ホワイトペッパー | 5振り(豚肉を焼く前にかける用) |
ローリエ/ローレル | 1枚 |
酒 | 大さじ1 |
ナンプラー | 大さじ1(煮る前)+大さじ2~3 (最後の味付け) |
ブラックペッパー | お好みで最後に |
オリーブオイル | 大さじ1 |
カッコに私の使用した調味料を書きましたが別のブランドでも問題ないです。
作り方
1⃣ 【下準備】
ニンニクは皮をむいて薄切りにする。
玉ねぎを薄切りにする。
豚肉はフォークで全体に穴を開けてから、3センチくらいの大きさに切る。
切った豚肉に塩とホワイトペッパーを振って下味をつける。

2⃣ 【豚肉を炒める】
フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れて、弱火でにんにくを炒める。
ニンニクがきつね色になったら、豚肉と酒大さじ1を加えて1分程中火で炒める。
(にんにくはこの後、使わないので別の料理にガーリックチップスとして使用してもOK!)

3⃣ 【豚肉を煮こむ】
炒めた豚肉だけ別の大きめの鍋に移し、玉ねぎ、水を1000ml、ローリエ1枚、ナンプラー大さじ1を加える。
中火で沸騰させてから弱火にして、蓋をして1時間煮こむ。
(時々アクを取ってください。豚バラやスペアリブの場合は20分間煮込む。)

4⃣ 【野菜を切る】
豚肉を煮ている間に野菜類を全て切っておく。
大根を少し厚めのいちょう切りにする。
トマトをくし型切りにする。(煮込むと形がなくなるのでざっくりで大丈夫です)
いんげんはヘタを切り落として、食べやすい長さに切る。
レモンは半分に切って、汁を絞っておく。
5⃣ 【野菜を鍋に入れる】
大根、トマト、いんげんを追加してから蓋をして弱火で30分煮る。

6⃣ 【スープの味を調える】
豚肉、大根が軟らかくなったのを確認してからレモン1つ分の汁、ナンプラー大さじ2~3を入れる。味見をして少し酸っぱくて、しょっぱい味になれば出来上がり。(酸っぱさが足りない場合はレモン、しょっぱさが足りない場合はナンプラーを追加してください。)

- お肉はスペアリブや豚バラが本格的。ロースやモモより早く柔らかくなり、煮込み時間は約20分でもOK。ただしバラ肉は少し脂が多めになります。
- 野菜はお好みでアレンジOK。大根・トマト・いんげん以外にも、じゃがいも、ほうれん草、小松菜なども合います。
- 酸味は本場ではタンマリンドを使いますが、レモン汁でも十分美味しく仕上がります。タンマリンドがあれば代用も◎
- ごはんと一緒に食べるので、仕上げは少し濃いめが◎。足りなければ食べながらナンプラーを少し追加してもOK!
- 余りがちのナンプラーを活用したい方
- フィリピン料理を食べてみたい方
- ダイエットをしていて、お腹いっぱいヘルシーなものを食べたい方
私は大学生の頃に初めてフィリピンに一人で行きました。フレンドリーな国民性、美味しい食べ物、山の方の綺麗な大自然などに本当に感動しました。2週間いたけれどまた行きたいなぁと思っています。ある日お酒を飲みに行って、フィリピン人のグループと話し始めて、「美味しいもの食べに行こう!」と言われて、お酒を飲んだ後にみんなで一緒にシニガンスープを飲んだ覚えがあります。




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